鳴海丈の世界+3。
- 2006/11/08
- 09:21
先日取り上げた鳴海丈(なるみ・たけし)を今回ちょっと特集してみましょう。この人の作品は、調べれば調べるほどふんどし描写が多いですね。やたらヒロインをボーイッシュな男装少女にする趣味にも凄く共感できますが、長いキャリアのわりに大ブレイク作がないのがつくづく惜しまれます。ここらでビシッとふんどし少女の大活躍するシリーズをお願いしたい。 「炎四郎外道剣」シリーズの男装のヒロイン・伊志原薫(いしはら・かお...
くノ一の下着もふんどし。
- 2006/10/16
- 14:38
時代劇ヒロインといえば女剣士ばかりではありません。己の身を犠牲にしても非情な掟を守り通すくノ一もまた魅力的な存在です。そんな彼女達の下着もふんどし以外は考えられません! にもかかわらずビデオやコミックではレオタードやパンツを穿いたくノ一ばかりが氾濫し、大変嘆かわしいことであります。ふんどしは、さらしや鎖帷子と共にくノ一のユニフォームなのです。 「ふんどしくノ一」…その言葉自体、なんとも甘美な響きで...
女剣士の下着はふんどし。
- 2006/10/11
- 11:17
筆者は時代劇に登場する男装の女剣士が大好きでたまりません。 美女が何らかの事情で己の性別を隠すという倒錯美に魅かれてしまうのです。 胸にさらしを巻いた袴姿の美女が追っ手から逃れたり捕まったりといったシチュは、まさに時代劇ならではの危ういエロスの発現であります。 そんな凛々しい女剣士は下着にきっちりとふんどしを締めていなければ! と思うのですが、これにはちゃんとした理由があります。 まず膝丈の長い...
ふんどし資料×6点。
- 2006/08/27
- 04:36
最近、良質なふんどし関係の資料をまとめて入手したので(1点例外あり)ご紹介したいと思います。 まず最初は、おなじみ濡木痴夢男による伝説の雑誌「奇譚クラブ」の解説本です。同文庫からの解説本も既に3冊目。今回はさらにディープに「奇譚クラブ」の全盛期ばかりでなく末期の号を1冊取り上げて解説したり、著者と須磨利之が編集していた雑誌「裏窓」にまつわる様々な逸話など、大変に読み応えがありました。 何より素晴らし...
「奇譚クラブ」を偲ぶ。
- 2006/05/09
- 02:34
「奇譚クラブ」は戦後間もない昭和21年に創刊され、昭和50年に休刊するまでの間、日本のSM文化の一翼を担った伝説の雑誌です。団鬼六、千草忠夫、沼正三といった大作家を生み、他にも喜多玲子、春川ナオミ、小妻容子ら、多くのSM画家がここから生まれています。 扱う題材もオーソドックスな緊縛だけに止まらずホモ、レズ、切腹、妊婦、ラバー愛好、はてはコルセット、眼帯フェチなど多岐に渡り、まさに「フェチの百貨店」といった...