ビバ、立て膝ふんチラ!
- 2006/12/01
- 11:35
女忍伝説8時間DX 笠倉出版社 06年11月30日発売
傑作ふんどしくノ一AVを連発、すっかり名門としての評価が確立した笠倉出版。今回、過去に出たくノ一物を4本まとめたお得な2枚組総集編が出ました。
ふんどしが登場するのはこのうち「三姉妹監禁・くノ一淫魔伝説」と「淫忍術VS唐人剣・くノ一妖魔外伝」の2本だけですが、「三姉妹…」はカサクラオンラインショップのカタログからも消えて入手しづらくなってきましたし、1本分の値段でこれだけ見られるというのは大変お得です。
いやぁ、懐かしいものです。当ブログでこの2本を取り上げてから約1年が経ってしまいました。今回あらためて見返して気がつくのは、海野六郎監督のディティールへの徹底したこだわりです。アミシャツのスキマから必ず女優の乳首を引っぱり出す点もそうですし、ちょっとしたシーンでもばっちりふんチラを見せてくれるのが素晴らしいのです!
特にくノ一が4人も登場する「三姉妹…」はサービス満点です。多いのが立て膝ポーズから見えるふんチラカット! いいですよねぇ…立て膝って(うっとり)。これぞまさにくノ一!というかんじの極めつけポーズです。合法的にふんチラを見せまくるナイスな演出と言えるでしょう。
そもそも忍者というのは殿様と一緒に座敷に正座なんかできる身分じゃないのです。話をする時は常に一段低い場所での立て膝待機、というのは他社のくノ一物でも見習ってほしいものですね。
カメラは事あるごとに椎名泉や立花里子のふんどしの股間へとにじり寄っていきます。この執拗さもいいかんじです。そして「からみのシーンはもちろんアクションシーンでもふんどしは締めたまま」という監督の徹底したポリシーが感動を呼びます。いくら寒くてもアレが来ても、くノ一は絶対にパンツなどはいてはいけません!
よく見れば、敵くノ一を演じる岩下あきでさえも絶命する時はばっちりふんチラを決めているじゃありませんか! しかも捕らえられた三上翔子の前で屈みこんで2人で立て膝ふんチラしているシーンまであって、海野監督の演出は心憎いばかり。
いっそコスチュームをもっともっと切りつめたミニスカ着物にして、常時ふんどし丸出しの恥ずかしいくノ一を登場させてほしいものです。
ちなみにもう1本の「妖魔外伝」にも山本瞳子の立て膝着地のシーンがありました。内腿に出来たスジがまたいいですね。登場するくノ一が2人だけなので若干さみしい感もありますが、こちらも高品質です。アクションシーンで決めるふんチラハイキックが特にナイス! こういうシーンももっと増やしていただきたいものです。
フィルターがかけられていてよく見えなかったのは残念ですが、最新作「あいか」での立て膝ふんチラのルーツはこの2作品にあったのですね!
そして2枚組のもう1枚、ふんどしの出てこない「姫君監禁・くノ一地獄唄」「淫術くノ一忍法帖」を収録したdisc-1は無用の長物かと思われますが、なんと後ろに「くノ一妖魔外伝」「あいか」の予告編ムービーが収録されています!
筆者的には大傑作「あいか」の予告編が観られて感動モノです。何か本編未収録の星崎嬢のふんどしカットでも入ってないかと淡い期待を寄せたのですが、さすがにそれは無理でした…。しかも冒頭の暗殺シーンにネット上でも見飽きたお決まりの宣伝文をテロップで流しているだけ、という簡素極まりないもの。「あいか」はこれだけ内容がいいんだから、笠倉さんにももっと気合を入れて宣伝して欲しかったなぁ…。
とにかく笠倉出版のふんどしくノ一AVは今後とも目が離せませんよ。個人的には早川凛のふんどしくノ一が見たいですね。彼女はネコ顔ですから、きっとくノ一ルックが似合うと思うのです。