悩ましい桃色ふんどし。
- 2006/08/22
- 08:46
1995年に発表されたこの作品は以前から知っていたのですが、なんとDVD化されていたとは! 個人的にはうれしいかぎりですので、さっそく紹介させていただきます。
内容はさすがキングレコードといいますか、松竹がタッチしているだけあって、往年の「必殺」シリーズを彷彿させるようなエロい本格時代劇なのです。捜査のためなら女も犯すし、えげつない手も辞さない元犯罪者の下っ引き・犬七(渡辺いっけい)がごつい棒十手やブーメランを駆使して悪と戦うストーリー。原作は生田直親の「裏同心」。
問題のふんどしシーンは唐突に訪れます。夫の父親と密通している人妻・ひさのを犬七が捕らえ、腰巻ひとつで縛り上げて責めるシーン。十手がヒモの結び目にかかると赤い腰巻がはらりと落ちる。すると、なんとその下には桃色のふんどしが!!! この桃色がなんともなまめかしく、赤い腰巻との対比がエロいのです。
そしてふんどしの前袋に十手が潜り込み、ゆっくりと上下すると、女優の前貼りがちょっぴり見えて、これまた萌えます。十手はだんだんと腰のあたりに伸び、からめてあった横褌をほぐすとふんどしはゆっくりと解け始めます。
実にいいところでカットが切り替わり、犬七が解けかけたふんどしを引きずり下ろすとプリプリのお尻があらわに! さらにいやらしく十手が剥き出しのお尻の割れ目をなぞったりしてまたえぐい!
これを見て「腰巻の下にふんどし? そんなバカな!」と思われる方もいるかもしれません。実は筆者も最初そう思いました。でもいいじゃないですかエロいんだから! たったふんどし1本が解けるだけでこれだけハラハラドキドキさせてくれる演出に感動。こんなに簡単に解ける六尺もありえませんから、布を股に通して腰にぐるぐる巻きつけてからめてあるだけなのでしょう。
エロシーンでは他に十手をしゃぶらせるシーンとかありますが、パッケージにもなっている裸に剥いた女のお尻にでっかいお灸を据えるシーンがAVとは一味違った独特のエロさをかもし出しています。このお灸、古典SMの定番というかんじでいいですねぇ。女の人が熱さに悶えるさまは実にエロいです。筆者も幼少の頃にされたことがありますが、あれって本当にムチャクチャ熱いんですよ。他にもからみのシーンで前貼りを発見。
このように単にヤッてしまうのではなく、小道具や演出でどこまでエロい雰囲気を出せるか? ということをよく考えている作りは好感が持てます。ああダークでアナーキーなエロ時代劇よ、永遠なれ。
ところで話題はそれますが、最近あらためて「大江戸捜査網」の再放送を見て、かたせ梨乃扮する隠密同心・流れ星おりんのむちむちのお色気に感服してしまいました!
普段は天秤棒をかついだ魚屋の若い衆として股引をはいたお尻を見せつける。聞き込みや張り込みは遊び人風の着流し姿で、前をはだけてさらしを巻いた胸の谷間をさらす。クライマックスの立ち回りシーンではホットパンツ姿の豪快なハイキックで大開脚もばっちり見せてくれます。
なんともサービス満点な彼女、さすが主演男優が変わっても4年もの間レギュラーを勤めていただけあるエロさです! おじさん方は土曜の夜に彼女の太ももと胸の谷間で癒されていたんでしょうね…。
本当は当時の魚屋というのは下はふんどし一丁で売って歩いたそうで、時代劇ではそれは下品だということで股引をつけるようになったのだと聞いたことがありますが、本当でしょうか? だとしたら何とも残念なことです。彼女がふんどし一丁で魚屋の若い衆をやってくれたら、エロ過ぎて萌え死にしてしまいそうです。強烈に見たい!
男装のいなせな隠密が胸の谷間とふんどしの食い込んだお尻と股間をばっちり見せつけるアダルトな時代劇アクションを是非やってくれないもんでしょうか?! 絶対に面白いと思うんですけどねえ…。