着物の下着はふんどしで!
- 2006/05/05
- 16:20
未亡人と褌~悦子の秘密~(2005)
出演:美月ゆう子 瀬戸恵子 林田ちなみ 柳之内たくま 岡田智宏・他
監督:坂本太 製作:フィルムハウス 2005年5月27日公開
今回紹介するのは、昨年公開された劇場映画です。最近、「平成青春動画」シリーズの1本としてDVD化されたので簡単に見ることができるようになりました。
昨年は他にも「花と蛇2 パリ/静子」「セクシー剣法 一本ぶちこむ」が公開され、ふんどしムービー的には大豊作の年でした。以下、ストーリー解説です。
亡夫の財産を受け継いだ未亡人・瀬川悦子(美月ゆう子)は、遺言状により財産を受け継ぐ条件として、夫の遺品であるふんどしを身につけて生涯貞操を守ることになってしまいます。
他の男と交わった時点で相続人の権利を失うため、悦子は親戚一同の前でいちいちふんどし姿をさらして貞操検査をされるという屈辱を味わわされているのです。
黒い喪服の下に白い越中という組み合わせが実にエロティック! 本来なら着物の下着は腰巻というのが常識ですが、ふんどしとのギャップが倒錯的でいいです。しかも公開露出なので恥ずかしさが倍増。やはりエロの基本は羞恥、そしてミスマッチに尽きますね。
そして悦子が激しい欲求不満を抱えて鏡の前でするオナニーも見せ場です。彼女も当然前貼りはしているのでしょうが、カメラが股間のかなり際どいところまで肉迫するのでドキドキです。指が濡れ光り、ふんどしもうっすら湿っているのがそそりますね。指使いもかなり激しく本気感があります。
彼女が締める白い越中は、後ろの部分をねじってお尻に食い込ませたもの。着脱簡単な越中に六尺風の食い込みを加えた折衷案として便利なのか、最近AV等をチェックしていてもこの締め方が多く見受けられます。
昨今のブームでぐっとメジャーになった越中もカジュアルでいいのですが、やはりこういうお話は六尺で見たかった気がします。本式の六尺褌をぎっちりと締め込んだほうが、貞操帯としての効果も高いんじゃないでしょうか?
そして遺産を狙う夫の弟が、身持ちの固い悦子に業を煮やして亡夫の妾の子(つまり悦子の義理の息子)を差し向けるあたりからはストーリーは急展開。クライマックスの激しいからみへとなだれ込んでいきます。
AVに押されてポルノ映画は全盛期に較べると製作本数も少ないですが、やはりAVにはない良さがありますね。全体にストーリーや演出がしっかりしているので安心して見られます。特に熟女の色気と欲求不満ぶりを上手く見せた美月ゆう子の熱演が光る佳作でした。