有望の赤ふん。
- 2006/03/12
- 12:16
今回取り上げるのはシネマジックの「インモラル天使」シリーズ総集編Vol.4。収録されている「インモラル天使12」では新堂有望(しんどう・ゆみ)の赤ふん姿が拝めます。監督はおなじみ石川欣。
ところで彼女、最近また活動を再開しているようですね。
舞台は第二次大戦中(らしい)。人の寄りつかない屋敷で忠実に仕える下男と2人きりでお嬢様(新堂)が暮らしています。
お嬢様はちょっとヘンな方のようで、敵兵に捕まって裸馬に乗せられ市中引き回しにされるところや竹槍でアソコを貫かれて処刑されるところを下男に再現させて妄想SMプレイを楽しむ、というストーリーです。
ちなみに彼女が締めているのは赤のもっこ褌。残念ながら六尺ではありませんでした。
ふんどし的見せ場も少なく、プレイ自体もあまりハードじゃないので好き嫌いは別れそうですが、当時人気だった新堂有望の美少女ぶりは楽しめます。
以前取り上げた「緊縛忍法帖?」にもあまりハードなシーンはなかったし、事務所の意向か何かで彼女はハードなプレイNGだったのかもしれませんね。それを考えると「ごっこ遊び」という妄想プレイ中心のストーリーはなかなかよく考えた展開だといえそうです。監督の苦労が忍ばれます。
彼女もそんなお話に熱の入った演技でよく応えています。ラストで突然赤ふん一丁でかくれんぼを始めるシーンなど、お嬢様の内面の異常性を感じさせてSMサイコドラマとしての面白味がありました。