夕奈の締め込み。
- 2005/11/11
- 06:20
「フンドシトランス」 明乃夕奈 監督:とっちん 03年12月18日発売
ふんどしファンにはなじみ深い博多祇園山笠の締め込みを題材に撮られた初のAVがこれです。とっちん監督の先見の明に感服しつつ、あの締め込み姿で本格AVが! そう思うだけでこちらのテンションも上がろうというものです。
まず本編は明乃夕奈(あきの・ゆうな)ちゃんが締め込みをきっちりと締め上げられるシーンから始まります。はっきり言ってこれだけでも相当ポイント高いです。まだまだマイナーなふんどしの中でもさらに認知度が低い締め込み! しかもそれをばっちり締めている! AV特有のいいかげんな締め方のふんどしに我慢ならない方は是非一度どうぞ。
そしてこの作品、何をするかというと本格派の野外露出です。白の締め込み、法被、鉢巻き姿で渋谷センター街をうろつき、公園ではふんどし体操。赤の締め込みに着替えてからは三輪車に乗って原宿駅前をのろのろとこぎ回る。
野外露出の醍醐味は何かというと、このどうしようもない「恥ずかしさ」なわけです。こんな恥ずかしい格好の夕奈ちゃんが監督に脅されどやされ、雑踏の中でおどおどして過呼吸になったりする、そんなかわいそうっぷりをシーンを楽しむ作品だといえます。
ようやくミッションを終えた夕奈ちゃんにはお約束のご褒美が待っているのですが、そんな時にも締め込みは決してはずしません。あくまでも「挿入はふんどしの脇から!」。これも基本です。
このようにかなり力の入った作品でしたが、残念ながらシリーズ化はされませんでした。あまり売れなかったのでしょうか。是非シリーズ化してもらいたかったのですが…。
野外露出系の作品には、大傑作「プチ裸出/ソナン」みたいにコンビニで全裸になって生着替えして、浮浪者のおじさんを呼んで来てサービスしちゃったり、はては電車の中でいたしちゃうなど、本当にムチャクチャやって過激なAVがありますから、ふんどしというだけではちょっとインパクトが弱かったのかもしれません。
世にも貴重な締め込みAVであるこの作品が専門店のワゴンセールで売られているのを見ると、筆者としてはとてもとても悲しい気分になったりします。
マニアックすぎたのでしょうか…。
否! 断じて否。僕は好きです。凡百のAVに飽き足らない我々ふんどしファンは、こうした作品を積極的に評価していくべきだと思います。