ふんどしくノ一バトルロイヤル(1)
- 2007/06/20
- 10:03
「伊賀VS甲賀 くノ一戦勇記」 監督:海野六郎 07年6月29日発売
今やくノ一AVの名門・筆者が最も期待する笠倉出版の新作。今回はキカタン系人気女優を4人揃え、期待以上の作品になりました。「あいか」の重厚なストーリー性+「くノ一戦国美勇伝」の無残美+「くノ一淫魔伝説」のキャストの豪華さと、今までのシリーズの作品の長所を合体させたような内容です。以下、紹介しましょう。
伊賀くノ一・蒼(さくらりこ) 使用技:地獄唄/斬死
どこかエキセントリックな上戸彩似の美少女で、くノ一ルックが似合いすぎです。これなら主演でもイケるんじゃないでしょうか? 彼女を使って是非「あ○み」のパロディを! しかもよく見ればパッケージから既にふんチラしているという素敵キャラ。猿轡をかまされ、心に決めた男の目前で凌辱されるというシチュがたまらんです!
ちょっと残念なのは締めている白六尺があまりにもゆるふん過ぎること。そして彼女の得意技・地獄唄が昔懐かしい「花のピュンピュン丸」に出てくるチビ丸の「ビエ~!!!!」にそっくりなことでしょうか。初めて観た時は爆笑してしまいましたw
甲賀くノ一・遥(美咲沙耶) 使用技:淫夢貝/刺殺
以前当ブログでも取り上げた「エスマン」が印象的だった彼女(左側)。ぽっちゃりめのルックスとおっとりした喋りには癒されますね。レズ娘という設定で、捕らわれの紅との天狗面や貝合わせプレイで楽しませてくれます。当ブログ的には、紅の六尺の脇から手を入れたり
「ほれ、ふんどしも取ってやろう。」
…なんて素敵セリフを囁いてくれるのがうれしいですね。
ただ、非常に残念なのはセリフが棒読みでカミカミなことと、彼女もふんどしを締めているはずなのに肝心の映っているシーンが皆無なことでしょう!
甲賀くノ一・楓(結城リナ) 使用技:汁鎧
クラブQの「GIRLS FIGHT」シリーズにも出演していた彼女が演じる楓は、Sっぽいお姉様キャラでカッコいい! ふんどしはこれで2回目でしょうか? 締めているのは赤六尺。これは「伊賀=白ふん・甲賀=赤ふん」というキャラ分けかもしれません。素晴らしい! 彼女の着ている衣装は上下セパレーツなためか、少し動いただけでふんチラがばっちり。からみのシーンでも赤い布の中心部に深々と指を食い込まされ、マングリ返しのポーズで決めてくれます。
そして無敵技・汁鎧を使って主人公・紅の前に立ちはだかるのですが、めちゃくちゃエロい倒され方(本編参照)でふんチラ絶命してくれるのがさらに高得点! ここらへんの忍術VS忍術の駆け引きと不毛な潰し合いは山田風太郎の名作「甲賀忍法帖」を彷彿させます。AVなのに、なんという殺伐ロマンでしょうか?
伊賀くノ一・紅(椎名りく) 使用技:淫魔震
最後は主人公・紅(くれない)。ナイスふんチラと2回のからみで見せ場と濡れ場はばっちりです。気を失い、敵の忍狩衆に抱え上げられる時にふんどし姿のお尻を見せてくれるのがたまらんです! 前作「あいか」でも同じようなシーンがあったのに、フィルターがかかってはっきり見えないのを残念がっていた筆者の願いが天に通じたのでしょうか、ありがとう海野監督!
最大のクライマックスは、手枷・首枷で拘束されたままの20分以上に渡る凌辱シーン。はっきりいって、今までで一番凄いです。このハードさ、アタッカーズの「鬼畜輪姦」シリーズにも負けてません。椎名嬢は羞恥と屈辱の表情や抵抗ぶりが素晴らしく、さすが主役!という貫禄。海野作品はストーリー指向が強いせいか、AVとしてはからみの迫力が今ひとつでしたが、そうした評価を払拭する出来です。
椎名嬢、1回目の美咲嬢とのからみでは折り目もはっきり残る、いかにも卸したての全幅の六尺を締めていましたが、2回目の凌辱シーンのふんどしは布幅もぐっと細くなり、きっちりとねじられています。よく見ると縦褌にうっすらと汚れが残り、微妙に使用感があるのがリアルでたまりません! ふんどしの上から指でいじくり回される様子が約4分間、どアップで映り続けます。
そしてふんどしに大きく広がる恥ずかしい染みを見せつけられるシーン。ふんどしを解かれ、悲鳴を上げてあわてて股間を手で隠そうとするシーン。中出し後の白濁液が解けかけのふんどしの上にたら~りと落ちるシーンなど、息つく暇がありません。正直、観ているこちらも疲れます。
椎名嬢のブログによれば既に続編「激突!伊賀VS風魔 くノ一戦勇記?~淫姫の復讐~」(今秋発売予定)の撮影も終了しているとのこと、それもうなずける充実した内容の傑作でした。
さて、それとはまた別に不満点も多少あります。
1.全体的にゆるふん気味
彼女達が締めているのはたしかに六尺褌ですが、その締め方は簡略化されています。前垂れの部分を短くとって前袋を作らず、横褌を通して内側にちょっと折り込んであるだけ。だから締め込みが甘く全体的にゆるふんなのです。からみのシーンでの解きやすさを考えると、どうしてもこうなってしまうのでしょうか。難しい問題です。
うーん、これは仕方ない部分もあるのはわかるんですけどね…。やはり筆者は星崎あいか嬢が見せてくれた、六尺をぎっちり締め込んだアクションや股間に直線的に走るエロティックなシワ、よくねじられた太い縦褌が忘れられないのです。
2.お尻からのカットが少ない
ふんどし最大の魅力はそのヒップラインと食い込みを強調したリアビューにあると思うのですが、どうしても前からのアングルがメインで今回もあまりそういう素敵アングルはありませんでした。せめてカメラが子犬目線でもう少し下から撮ってもらえないものでしょうか。
3.立て膝カットも欲しかった!
伊賀と甲賀の頭領が登場するのに、くノ一達が同じ座敷に正座してしまっては上下関係が出ないように思います。上忍と下忍の身分差を強調するためには頭領は座敷、くノ一は向こうで立て膝待機ふんチラ、みたいなのがリアルでいいのでは。
でも、ストーリーを追うことを考えるとそういう複雑なカット割は難しいのかなぁ。撮影期間も短いみたいだし…。女優さんにはちょっとカメラをまたいで歩いてもらったり、ハイキックを決めてもらえるだけで相当な眼福シーンになると思うのですが…。
4.その他感想・希望など
いや、本当に笠倉のくノ一AVは今すごいことになってきてると思うんですよね。女優がちゃんとふんどしを締めてアクションするというだけでも時代劇AVとしては画期的なのに、さらにこのストーリー性の高さ。尋常じゃありません。
そりゃチャチなシーンもありますが、そういうシーンは素直に笑ってツッコミつつ楽しめばいいのです。それとは別に忍術のアイデアやプロットがしっかりしていて、くノ一達の無残な最期や戦いの虚しさを盛り上げる点がすごいと思うのです。クレジットこそありませんが、このシリーズのシナリオを書いてる人はただ者じゃない気がします。
筆者としては隠密くノ一と男装の女侍がからむような作品が見たいですね。あと中出し時に「これから死にゆく身、いくら孕んでもかまうまい」なんて鬼畜セリフも聞いてみたい。
1.全体的にゆるふん気味
彼女達が締めているのはたしかに六尺褌ですが、その締め方は簡略化されています。前垂れの部分を短くとって前袋を作らず、横褌を通して内側にちょっと折り込んであるだけ。だから締め込みが甘く全体的にゆるふんなのです。からみのシーンでの解きやすさを考えると、どうしてもこうなってしまうのでしょうか。難しい問題です。
うーん、これは仕方ない部分もあるのはわかるんですけどね…。やはり筆者は星崎あいか嬢が見せてくれた、六尺をぎっちり締め込んだアクションや股間に直線的に走るエロティックなシワ、よくねじられた太い縦褌が忘れられないのです。
2.お尻からのカットが少ない
ふんどし最大の魅力はそのヒップラインと食い込みを強調したリアビューにあると思うのですが、どうしても前からのアングルがメインで今回もあまりそういう素敵アングルはありませんでした。せめてカメラが子犬目線でもう少し下から撮ってもらえないものでしょうか。
3.立て膝カットも欲しかった!
伊賀と甲賀の頭領が登場するのに、くノ一達が同じ座敷に正座してしまっては上下関係が出ないように思います。上忍と下忍の身分差を強調するためには頭領は座敷、くノ一は向こうで立て膝待機ふんチラ、みたいなのがリアルでいいのでは。
でも、ストーリーを追うことを考えるとそういう複雑なカット割は難しいのかなぁ。撮影期間も短いみたいだし…。女優さんにはちょっとカメラをまたいで歩いてもらったり、ハイキックを決めてもらえるだけで相当な眼福シーンになると思うのですが…。
4.その他感想・希望など
いや、本当に笠倉のくノ一AVは今すごいことになってきてると思うんですよね。女優がちゃんとふんどしを締めてアクションするというだけでも時代劇AVとしては画期的なのに、さらにこのストーリー性の高さ。尋常じゃありません。
そりゃチャチなシーンもありますが、そういうシーンは素直に笑ってツッコミつつ楽しめばいいのです。それとは別に忍術のアイデアやプロットがしっかりしていて、くノ一達の無残な最期や戦いの虚しさを盛り上げる点がすごいと思うのです。クレジットこそありませんが、このシリーズのシナリオを書いてる人はただ者じゃない気がします。
筆者としては隠密くノ一と男装の女侍がからむような作品が見たいですね。あと中出し時に「これから死にゆく身、いくら孕んでもかまうまい」なんて鬼畜セリフも聞いてみたい。