あずみのふんどし。
- 2006/10/24
- 03:33
小山ゆうの時代劇コミック「あずみ」は有名ですが、リアル指向の強い作者は主人公・あずみにふんどしを締めさせています。あんな短い着物で激しいアクションをすれば下着が見えるのはごく当然のことでありましょう。しかも青年向けコミックですからエロもあり、よく調べれば実に魅力的なふんどしシーンが満載なのです。
そこで今回、「あずみ」のふんどしコミック的見どころを解説しましょう。ここでは明らかにふんどしとわかるカットを「ふんモロ」、パンチラ程度のチラリズムを「ふんチラ」と呼んでいます。
第3巻 ふんチラ×7コマ+2コマ
遂に初潮が訪れ、育ての親の爺(小幡月斉)に「これからは女らしくふるまえ」と言われるあずみ。しかしそれに反発するあずみは爺の前でわざと大股広げて跳ね回ります。旅回り芸人・やえちゃんの曲芸シーンでのふんチラも2コマ。
第11巻 ふんモロ×2コマ
ならず者の金角・銀角に捕らえられた浴衣姿のあずみ。押し倒され、片足を抱え上げられるシーンではふんどしがあらわに!
たとえ浴衣の下にも普通の腰巻ではなくあくまでもふんどしを締めるあずみに萌え、です。 きっとどんな時にも躊躇せず動けるように爺に教わったのでしょう。浴衣の後ろには、ふんどしの結び目がくっきりと浮き出ていたんでしょうねぇ…(うっとり)。
第12巻 ふんモロ×3コマ
12巻はその続き。同じシーンの描き直しから始まります。
第13巻 ふんモロ×7コマ
身体に毒が回って動けないあずみが敵の刺客・左近に犯されそうになるシーンあり! 着物を剥ぎ取られ、遂にふんどしを解かれる無抵抗のあずみの悔しそうな表情に萌え! 全体がはっきりとわかるカットはないのですが、前袋を作らず、そのまま横褌に巻きつけた六尺のようです。
第15巻 ふんモロ×1コマ・ふんチラ×3コマ
あずみが気を失って敵に捕らわれます。侍の1人があずみの着物のすそをまくり上げ、中を覗き込んで一言。
「たまらんなぁ~!」
まさに至言!!! むっちりとした太腿とふんどしが目の前にあったら…よだれが出そうです。
第22巻 ふん締め×1コマ・ふん干し×6コマ
神の名を騙り人々を戦乱に巻き込む邪悪な教祖・静音と忠音の双子に囚われ、激しい拷問を受けるあずみ。すんでのところで少年・がっちに助けられます。
長時間水に浸けられて身体が冷え切ったあずみを風呂に入れる間、がっちは食事を作り、着物を洗濯します。竹竿に干されてるあずみのふんどしが6コマも! そして風呂上りのあずみがふんどしを締めるカットが1コマ! ああ…あずみの汚れたふんどしを洗濯…(うっとり)。俺にもやらせろ。
これも全体がはっきりわかるカットが描かれていませんが、13巻でのふんどし描写と違い、股布を垂らした後も横褌を何重にも巻いて締め込みかまわしのような締め方です。
そして16~21巻にもアクションシーンでコンスタントに1~3コマ程度のふんチラあり! 中にはカラーで描かれた形跡のあるページもあるので、あずみのふんどしが一体どういう色で着色されていたのか非情に気になるところです。
あまりにメジャーになりすぎたためでしょうか、これ以降はふんどし描写がすっかり影を潜めてしまい、激しく動いても決してふんチラしなくなってしまったのが残念でなりません。ふんどし描写よ、カムバック!
これだけ魅力的なふんどしシーンがあるにもかかわらず、2003年、2005年に上戸彩主演で映画化された時はことごとく無視されていたのも大いに不満です。大画面で上戸彩のふんどし姿が是非一度見てみたかった! そしたらふんどしブームはもう1年早く来たかもしれません。
まぁ、そんなの無理だとはわかっているんですけどね。それでも願わずにはいられないのがふんどしファンの悲しい性です。せめてアニメ化される時はなんとかならないもんでしょうか…。