もえと佳容の縄ふんどし。
- 2006/05/18
- 14:51
最近ではすっかりDVDに押され気味ですが、2002年~2004年にかけてのふんどし写真集は素晴らしい盛り上がりを見せました。これはそんな中でひっそりと生まれた傑作写真集×2冊です。
まず1冊目はその美しいルックスで高い人気を誇り、つんく♂プロデュースでCDデビューまで果たした美少女レスラー・納見佳容(のうみ・かよ)。
緊縛師・有末剛によるハードな緊縛写真集を発表した井上貴子嬢を筆頭に、女子プロレスラーの写真集には大胆なものが多いのですが、この「MININO」もその例に漏れず名匠・小塚毅之による大傑作です! 白のワンピース水着の濡れ透け、小塚氏お得意の手製ヒモビキニなど、過激に脱ぎまくっているのですが、中でもSM調縄ビキニのインパクトたるや…。鍛え抜かれた肉体にギリギリと食い込む荒縄! その局部へのすさまじいまでの食い込みっぷりは惚れ惚れしてしまいます。
最近では女優としての活動が主でグラビアからは遠ざかっている彼女ですが、こうした着エロ写真集の不滅の金字塔を打ち立ててくれたことにグラビアファンとして深く感謝、感謝…。
一方、元デジドル2期生・さくらいもえの1st写真集「Tight Rope」も大傑作です! あまりにも過激なコスプレと、彼女の驚異的な身体の柔らかさを生かした極限ポーズによるダブルインパクト。これもかなりイッちゃってる出来です。
まぁ本を見ていただくとわかりますが、とにかく創作衣装が凄いんです。細いロープで作ったV字型水着なんかも見せてくれますが、当美術館的には上のロープふんどしのカットが最高。これはどう見ても工事現場で張られている、あのロープでしょう。こんなものを貼り合わせてふんどしにしてしまうなんて! 「ギリギリ綱渡りの危険なエロス」というテーマのタイトルを具現化したとんでもなく素晴らしいコスプレです。素敵すぎ! もちろん前貼りはしたのでしょうが、こんな繊細な部分に硬いロープふんどしを当てて撮影に望んだ彼女のとんでもない勇気に乾杯! ちなみにキャッチコピーは
「もえ、お嫁にいけないかも。」
まさにその通り、思わず「恥ずかしさに耐えて、よくがんばった!」と激励したい出来なのです。この本は装丁でも非常に凝っていて、背表紙とカバー下にもこのロープふんどしカットを使用しています。さすが! この大傑作写真集はもっともっと評価されるべきだと、私は声を大にして言いたい。