夢の京都でふんどし新婚旅行。
- 2005/08/11
- 14:23
女ふんどしファンの皆様の中には、男のふんどしに興味がない方も多いかと思います。しかしふんどしの構造や歴史に目を向けるとき、やはり男性のそれを避けて通ることはできません。当たり前の話ですが、ふんどしは本来男性のものなのですから。
越中文俊(こしなか・ふみとし)氏の本書はふんどしに対する愛情にあふれ、我々にも大変役立つ研究書としておすすめできます。氏はHPも運営し、特に充実した「ふんどしの締め方」のコーナーは、一度締めてみたいという方は必見です。
本書でも日本各地を旅してふんどしにまつわる事柄をレポートし、富山県では越中褌のルーツを探るなど、大変に興味深い内容です。筆者が特に興味深かったのが、時代劇映画への思い入れを語るくだり。東映太秦映画村で観光客向けに行われている時代劇扮装で作者が着流し姿の浪人に扮して、着物のすそから「さがり」(撮影用に作られた特殊な越中ふんどし風下着)を見せながらポーズをとって悦に入る写真は微笑ましいかぎりです。
たしかに着流しのすそが割れて白い越中褌の前垂れがチラチラと見え隠れする様子はチラリズムの魅力があふれていて、男性でもとてもセクシーです。もしこれを美しい女優さんがやってくれたらどんなに素敵でしょう!
筆者が知っているのはTV時代劇ばかりですが、TBSナショナル劇場の「江戸を斬る」シリーズには遠山金四郎(西郷輝彦)の妻・おゆき(松坂慶子)が変装する謎の女剣士・紫頭巾が登場します。もしアクションシーンで覆面姿の松坂慶子がふんチラしてくれたら…、と思うとたまらないものがあります! 本編を見るとけっこうきわどいラインまで着物のすそが割れて、一瞬太ももがチラリとするシーンもあるのですが、ふんチラはないのです。これは多分、股引きでもつけているのでしょう。
また同じC.A.L.制作の「雪姫隠密道中記」は、父の冤罪を晴らすため江戸まで旅をする雪姫(片平なぎさ)の若衆姿が大変魅力的なシリーズです。
なんとこれには、追手の目をくらますために隠密役のあおい輝彦と入浴するシーンがあるのです。カメラに映るのは湯船に浸かる白い首筋と肩くらいですが、これにはいたく想像力を刺激されました。いくらなんでも全裸で男と入浴はできないでしょうから、きっと雪姫はさらし&ふんどしの濡れ透け状態ですよ! た、たまらん!!!
ああ、誰かふんチラがバンバン出てくるセクシー時代劇を作ってもらえないものでしょうか!? TVではもう無理でしょうから、せめてVシネででも…。
最近はめっきり減りましたが、60年代~70年代にかけてはアナーキーでカルト、濡れ場もたっぷりなTV時代劇が続出していました。そんな隠れた名作群を解説したのが近藤ゆたか氏の本書。「昔はこんなムチャをやっていたのか!」という設定のトンデモ時代劇が多く、ここで紹介されている女優達がまた大変魅力的なのです!
久保菜穂子がヒザ上15cmのミニスカ着物で登場する「女殺し屋 花笠お竜」、小川真由美が男装の麗人となって悪を討つ「おんな浮世絵 紅之介参る!」、太地喜和子や笵文雀が網タイツのミニスカくノ一姿で活躍する「忍法かげろう斬り」など、読むだけで激しく本編を見たくなる罪な本です。彼女達の下着は絶対ふんどしでなければ!!!
筆者が特に萌えたのは、田村正和主演の「眠狂四郎」第15話に登場する大信田礼子です! お色気ムンムンの男装姿で登場し、賭場のシーンではさらしと下帯だけになるそうなのです!!! …と、いうことは賭場のシーンでよく見る男の壷振り師がよくやるあの格好ですよね? か、考えただけで萌え死にしそうです。観たい、観たすぎる!!!
こういう妄想を実現する方法を思いつきました。新婚旅行で京都に行き、前述の時代劇扮装をするのです! そして奥さんに手製の極細ふんどしを締めさせ、上から着流しを着せてセットの陰で自らすそをまくらせ、ふんチラカットをたっぷり撮影しまくるのです!!!
これを思いついたときは我ながらアイデアにほれぼれしてしまいましたが、それ以前にふんどしの似合う美人(できればボーイッシュが望ましい)の嫁さんをゲットしなければならないのでした…。そんなわけで嫁さん募集中ですwww