ふんどしノベルズその3
- 2009/07/06
- 23:35
最近すっかり暑いですが、ふんどしノベルズの盛り上がりも熱い! 新作や過去作の大量発見でうれしい悲鳴です。以前から常々「女剣士やくノ一の下着は絶対にふんどしでなくちゃダメ!」と言い続けてきた筆者の苦労が報われた気がいたします。
艶剣客 姦計の城下/八神淳一 竹書房ラブロマン文庫 09/07/07発売
隠れお庭番の活躍を描く人気の「艶剣客」シリーズ第3弾。ヒロインの女剣士・冴島凜(さえじま・りん)の下着が白いさらしとふんどしです。表記はすっかり定着した観のある「女下帯」。
前作から登場した凛の妹・結衣が加わりふんどし女剣士×2倍になったことでふんどし描写が増え、さらに楽しめるようになりました。印象的なふんどし描写はこんなかんじです。
「凜は稽古着の裾をめくった。女下帯をつけた下半身があらわになる。女下帯は褌に近い。尻の狭間に布が食い入っている。」
「小袖が結衣の躰から滑り落ちていく。襦袢はつけていない。胸元に白い晒しを巻き、女下帯をつけただけの姿を晒す。」
「乳房に白い晒しを巻き、股間を女下帯で隠しただけで馬に跨る凜の姿は、凛々しくも、妖艶であった。」
特にラスト近くのさらし&ふんどし姿で馬に乗るというシチュがすごくいいですね。こういうシーンを実写で見たいけど、無理かなぁ・・・。
ちなみに巻末には次巻予告もあり、11月には第4弾も出るそうです。どこまで続くのでしょうか? これはTMCかGPミュージアムあたりで是非Vシネにしていただきたい! 凛役は9月リリースのかすみ新作で七代目かすみを演じている辰巳ゆい嬢なんかどうでしょうか?
蔭丸忍法帳 伊賀四姉妹/越後屋 幻冬舎アウトロー文庫 07/04/10発行
先日、「女盗おとし」を取り上げた越後屋の作品にもふんどしくノ一を発見! 情報を寄せてくださったBOO様どうもありがとうございます~。
時は二代将軍・秀忠の治世。三代将軍の継承問題における忍者同士の暗闘という山田風太郎の名作「甲賀忍法帖」のオマージュ的作品です。お福の方(春日の局)の命を狙う伊賀四姉妹お陸・お恋・お勢・お志摩と主人公の美濃流忍者・蔭丸が対決するのですが、四姉妹のうちお陸とお勢の2人がふんどしくノ一なのです!
お陸 表記:六尺褌
四姉妹の長女で大刀2本を軽々と操る豪腕無比の女忍者。忍び袴の下にふんどしを締める。
お勢 表記:六尺褌
四姉妹の三女で拳法使い。姉の影響もあって日頃から下着はふんどし。
蔭丸による言葉責め、ふんどしの中に手を入れる、縦褌を引っぱり上げて股間に食い込ませる等、ふんどし描写も細かくて楽しめます。表記も比較的上品な言い回し「下帯」ではなく「六尺褌」とはっきり書いてあるのがナイス!
白羽のお鏡情艶旅/風間九郎 廣済堂文庫 06/08/17発売
刺青狩り 白羽のお鏡情艶旅/風間九郎 廣済堂文庫 08/01/01発行
実は先日、偶然ブック○フでこの2作を読んで筆者は驚愕してしまいました。こんな素晴らしい作品が3年近く前に出ていたとは! 全編ふんどし描写バンバンで見せ場が多く実にウッハウハな内容なのです。今回一番のお勧めはこれ!
白羽のお鏡 表記:六尺褌、褌
生き別れになった2人の従姉妹・雀と燕を探して旅する女忍び。背中には財宝のありかを記した刺青あり。胸にはサラシを巻き、野袴の下に半幅の六尺褌を締める。
お光 表記:六尺褌、褌
元・巾着切りの相棒。ひょんなことからお鏡と知り合い、共に旅をするようになる。お鏡や加代の影響でふんどしを締めることに目覚める。
加代 表記:女兵児(メンベコ)
お鏡たちが立ち寄った漁村に暮らすふんどし海女。「女兵児」(メンベコ)と呼ぶサイジをつけて潜る。
1作目は登場するメンベコの形状や締め方の説明が詳細でしっかりしており、非常に楽しめます。この時のお鏡と加代らの会話だけで「褌」「越中褌」「六尺褌」「サイジ」「女兵児(メンベコ)」「磯褌(いそべこ)」「イッチョベコ」と7種類もの名称が出てくるのです! このシーンを女優さんに朗読してもらえたら思わずイッてしまいそうです(笑)。
他にはメンベコを締めた3人が戯れるふんどしレズシーンが白眉! メンベコのヒモを引っぱり上げて食い込ます、愛液で汚れたメンベコを口にくわえさせたり猿轡にするなどふんどしをレズプレイに目一杯使っているのが素敵です。お菊、千鶴など加代以外のふんどし海女も何人か登場します。
2作目ではさすがにふんどし海女は出てきませんが、お光が宿場町の悪徳役人に盗賊の濡れ衣を着せられてしまうシーンが最高。お光は褌一丁で唐丸籠に乗せられ町中を引き回されてしまうのです。両手は後ろ手縛り、褌に結びつけられた縄が担ぎ棒に繋がれており、籠の中で腰を浮かせてないと褌が食い込んでしまうという仕掛けです。全身を野次馬連中の好色な視線にさらされながら、籠が揺れるたびに食い込む褌に粘膜をいじめられて泣き悶えるお光の痴態に激萌えです!
この徹底したこだわりっぷり、風間氏はかなりのフンドシスキーに違いありません! こういう名シーンを実写化していただきたいものです。
春風まぼろし谷/角田喜久雄 東京文芸社 86/03/20発行
現在ではすっかり下火ですが、戦前~戦後にかけて隆盛を極めた伝奇時代小説。そのジャンルの創始者とも言うべき大作家・角田喜久雄(つのだ・きくお)の作品にもふんどしくノ一を発見してしまいました!! 物語冒頭から息つく暇もないサスペンスフルな展開で読者をぐいぐい引きずり込む傑作です。
お仙 22歳 伊賀忍者 表記:下帯
甲府家の江戸家老・小出土佐守配下の隠密。浅黒く引き締まった肌と切れ長の目の持ち主。女中として潜入した先で偶然知り合ったヒロイン・志乃に想いを寄せるレズビアン。
ふんどしが登場するのはお仙が忍び装束に着替えるシーン。以下、引用です。
「お仙は素裸のまま、長持の方へ歩み寄ってその蓋を払った。
変装道具であろう、中には、色とりどりの衣装や小道具がぎっしりつまっている。
取り出した渋柿染めの布を、下帯、腹巻と男そのままの姿に巻きつける。その上にまとった黒衣と黒袴は伊賀者特有の忍び衣装であった。」
これから死地に赴くにあたり、愛する志乃の前で自らの肢体を見せつけるように着物を脱ぎ捨て、ふんどしを締め上げ、さらしを巻き、忍び装束を身につけてゆくお仙。忍びとしての覚悟や露出プレイ的レズ愛が感じられる名シーンです! 渋柿染めの下帯というのも忍びらしくてカッコいい!
昔の小説ですから過激な描写はないものの、お仙が敵に捕らわれて忍び装束を切り裂かれ、全裸で拷問されるシーン等もあって非常に萌えます。お仙はかなりSっぽい性格で志乃を誘拐監禁してネチネチいじめるのも素敵!
妖異忠臣蔵/角田喜久雄 春陽文庫 89/12発行
この作品、残念ながらふんどし描写はありません。しかし角田先生がふんどし派であることを知ってから読むと思わずエロ妄想が炸裂してしまいました。
冒頭から起きる死体に赤穂浪士の討ち入り衣装を着せた奇怪な連続殺人、第1の犠牲者はなんと武家娘・お園なのです。犯人達が死んだお園の着物を脱がせて四十七士の一人・矢頭右衛門の衣装を着せ、髪も前髪立ちの若衆髷に結い直してから木に吊るす・・・というのがなんとも倒錯的でフェティッシュではありませんか。ちゃんとふんどしも締めてあげたのでしょうか?
この他にも事件の黒幕・近藤但馬の開く酒宴の席で、女中・かの江が大石主税の衣装を着せられ手取り足取り「義士踊り」をさせられてしまうシーンがあって最高です。もちろん別室で着替えるのではなく、宴会の席上で酔っ払った男達に着物をすべて剥ぎ取られ、一から討ち入り衣装を着せられてしまうのです! う~ん、男装キャラ好きにはたまらない萌えシチュです。
ただ、
「腰の辺りから女の赤い膚着がはらわたのようにこぼれ出ていた。」
という記述があるので、さすがに腰巻だけは取られなかったっぽいのですが、最後の一枚もむしり取られて白越中でも締められちゃったら・・・と考えるとたまらんもんがあります。
艶剣客 姦計の城下/八神淳一 竹書房ラブロマン文庫 09/07/07発売
隠れお庭番の活躍を描く人気の「艶剣客」シリーズ第3弾。ヒロインの女剣士・冴島凜(さえじま・りん)の下着が白いさらしとふんどしです。表記はすっかり定着した観のある「女下帯」。
前作から登場した凛の妹・結衣が加わりふんどし女剣士×2倍になったことでふんどし描写が増え、さらに楽しめるようになりました。印象的なふんどし描写はこんなかんじです。
「凜は稽古着の裾をめくった。女下帯をつけた下半身があらわになる。女下帯は褌に近い。尻の狭間に布が食い入っている。」
「小袖が結衣の躰から滑り落ちていく。襦袢はつけていない。胸元に白い晒しを巻き、女下帯をつけただけの姿を晒す。」
「乳房に白い晒しを巻き、股間を女下帯で隠しただけで馬に跨る凜の姿は、凛々しくも、妖艶であった。」
特にラスト近くのさらし&ふんどし姿で馬に乗るというシチュがすごくいいですね。こういうシーンを実写で見たいけど、無理かなぁ・・・。
ちなみに巻末には次巻予告もあり、11月には第4弾も出るそうです。どこまで続くのでしょうか? これはTMCかGPミュージアムあたりで是非Vシネにしていただきたい! 凛役は9月リリースのかすみ新作で七代目かすみを演じている辰巳ゆい嬢なんかどうでしょうか?
蔭丸忍法帳 伊賀四姉妹/越後屋 幻冬舎アウトロー文庫 07/04/10発行
先日、「女盗おとし」を取り上げた越後屋の作品にもふんどしくノ一を発見! 情報を寄せてくださったBOO様どうもありがとうございます~。
時は二代将軍・秀忠の治世。三代将軍の継承問題における忍者同士の暗闘という山田風太郎の名作「甲賀忍法帖」のオマージュ的作品です。お福の方(春日の局)の命を狙う伊賀四姉妹お陸・お恋・お勢・お志摩と主人公の美濃流忍者・蔭丸が対決するのですが、四姉妹のうちお陸とお勢の2人がふんどしくノ一なのです!
お陸 表記:六尺褌
四姉妹の長女で大刀2本を軽々と操る豪腕無比の女忍者。忍び袴の下にふんどしを締める。
お勢 表記:六尺褌
四姉妹の三女で拳法使い。姉の影響もあって日頃から下着はふんどし。
蔭丸による言葉責め、ふんどしの中に手を入れる、縦褌を引っぱり上げて股間に食い込ませる等、ふんどし描写も細かくて楽しめます。表記も比較的上品な言い回し「下帯」ではなく「六尺褌」とはっきり書いてあるのがナイス!
白羽のお鏡情艶旅/風間九郎 廣済堂文庫 06/08/17発売
刺青狩り 白羽のお鏡情艶旅/風間九郎 廣済堂文庫 08/01/01発行
実は先日、偶然ブック○フでこの2作を読んで筆者は驚愕してしまいました。こんな素晴らしい作品が3年近く前に出ていたとは! 全編ふんどし描写バンバンで見せ場が多く実にウッハウハな内容なのです。今回一番のお勧めはこれ!
白羽のお鏡 表記:六尺褌、褌
生き別れになった2人の従姉妹・雀と燕を探して旅する女忍び。背中には財宝のありかを記した刺青あり。胸にはサラシを巻き、野袴の下に半幅の六尺褌を締める。
お光 表記:六尺褌、褌
元・巾着切りの相棒。ひょんなことからお鏡と知り合い、共に旅をするようになる。お鏡や加代の影響でふんどしを締めることに目覚める。
加代 表記:女兵児(メンベコ)
お鏡たちが立ち寄った漁村に暮らすふんどし海女。「女兵児」(メンベコ)と呼ぶサイジをつけて潜る。
1作目は登場するメンベコの形状や締め方の説明が詳細でしっかりしており、非常に楽しめます。この時のお鏡と加代らの会話だけで「褌」「越中褌」「六尺褌」「サイジ」「女兵児(メンベコ)」「磯褌(いそべこ)」「イッチョベコ」と7種類もの名称が出てくるのです! このシーンを女優さんに朗読してもらえたら思わずイッてしまいそうです(笑)。
他にはメンベコを締めた3人が戯れるふんどしレズシーンが白眉! メンベコのヒモを引っぱり上げて食い込ます、愛液で汚れたメンベコを口にくわえさせたり猿轡にするなどふんどしをレズプレイに目一杯使っているのが素敵です。お菊、千鶴など加代以外のふんどし海女も何人か登場します。
2作目ではさすがにふんどし海女は出てきませんが、お光が宿場町の悪徳役人に盗賊の濡れ衣を着せられてしまうシーンが最高。お光は褌一丁で唐丸籠に乗せられ町中を引き回されてしまうのです。両手は後ろ手縛り、褌に結びつけられた縄が担ぎ棒に繋がれており、籠の中で腰を浮かせてないと褌が食い込んでしまうという仕掛けです。全身を野次馬連中の好色な視線にさらされながら、籠が揺れるたびに食い込む褌に粘膜をいじめられて泣き悶えるお光の痴態に激萌えです!
この徹底したこだわりっぷり、風間氏はかなりのフンドシスキーに違いありません! こういう名シーンを実写化していただきたいものです。
春風まぼろし谷/角田喜久雄 東京文芸社 86/03/20発行
現在ではすっかり下火ですが、戦前~戦後にかけて隆盛を極めた伝奇時代小説。そのジャンルの創始者とも言うべき大作家・角田喜久雄(つのだ・きくお)の作品にもふんどしくノ一を発見してしまいました!! 物語冒頭から息つく暇もないサスペンスフルな展開で読者をぐいぐい引きずり込む傑作です。
お仙 22歳 伊賀忍者 表記:下帯
甲府家の江戸家老・小出土佐守配下の隠密。浅黒く引き締まった肌と切れ長の目の持ち主。女中として潜入した先で偶然知り合ったヒロイン・志乃に想いを寄せるレズビアン。
ふんどしが登場するのはお仙が忍び装束に着替えるシーン。以下、引用です。
「お仙は素裸のまま、長持の方へ歩み寄ってその蓋を払った。
変装道具であろう、中には、色とりどりの衣装や小道具がぎっしりつまっている。
取り出した渋柿染めの布を、下帯、腹巻と男そのままの姿に巻きつける。その上にまとった黒衣と黒袴は伊賀者特有の忍び衣装であった。」
これから死地に赴くにあたり、愛する志乃の前で自らの肢体を見せつけるように着物を脱ぎ捨て、ふんどしを締め上げ、さらしを巻き、忍び装束を身につけてゆくお仙。忍びとしての覚悟や露出プレイ的レズ愛が感じられる名シーンです! 渋柿染めの下帯というのも忍びらしくてカッコいい!
昔の小説ですから過激な描写はないものの、お仙が敵に捕らわれて忍び装束を切り裂かれ、全裸で拷問されるシーン等もあって非常に萌えます。お仙はかなりSっぽい性格で志乃を誘拐監禁してネチネチいじめるのも素敵!
妖異忠臣蔵/角田喜久雄 春陽文庫 89/12発行
この作品、残念ながらふんどし描写はありません。しかし角田先生がふんどし派であることを知ってから読むと思わずエロ妄想が炸裂してしまいました。
冒頭から起きる死体に赤穂浪士の討ち入り衣装を着せた奇怪な連続殺人、第1の犠牲者はなんと武家娘・お園なのです。犯人達が死んだお園の着物を脱がせて四十七士の一人・矢頭右衛門の衣装を着せ、髪も前髪立ちの若衆髷に結い直してから木に吊るす・・・というのがなんとも倒錯的でフェティッシュではありませんか。ちゃんとふんどしも締めてあげたのでしょうか?
この他にも事件の黒幕・近藤但馬の開く酒宴の席で、女中・かの江が大石主税の衣装を着せられ手取り足取り「義士踊り」をさせられてしまうシーンがあって最高です。もちろん別室で着替えるのではなく、宴会の席上で酔っ払った男達に着物をすべて剥ぎ取られ、一から討ち入り衣装を着せられてしまうのです! う~ん、男装キャラ好きにはたまらない萌えシチュです。
ただ、
「腰の辺りから女の赤い膚着がはらわたのようにこぼれ出ていた。」
という記述があるので、さすがに腰巻だけは取られなかったっぽいのですが、最後の一枚もむしり取られて白越中でも締められちゃったら・・・と考えるとたまらんもんがあります。